NFLオーセニックヘルメットは実は中学生用
- ヘルメットをいろいろ使ったが、値段と性能、軽さの点で一番気に入ったのが、Bauer(バウアー)のアイスホッケー用ヘルメットHH5000。
学生時代にフットボールを始め、その頃に借り物で初めてかぶったのがRiddellのサスペンション式ヘルメット。軽くてよかったがコンタクトすると結構、痛かった。その後、70年代後期、Bikeのエア式ヘルメットを買い、これはいいと使っていた。当時、Bikeのエアは、コンタクトの多いディフェンスのプレーヤーに浸透し始めていた新しいシステム。価格的には、サスペンション式よりはるかに高い。ヘルメットの他、ショルダーパッドにも使われていた。
その後、工事現場用のヘルメットやモーターバイク用のヘルメット、インラインスケートをするようになってから、アイスホッケー用のヘルメットなどをかぶったが、性能的に、フットボールのヘルメットに比べたら、簡素な作り。
アイスホッケーのヘルメットなど、NHL プレーヤーが使っているのと同型と言われるCCMのものだったが、あまりに作りが簡素なので驚いた。まあ、値段がフットボール用のヘルメットに比べたら3分の1とか半分だから、そんなものかも知れないが、こんなおもちゃ的なヘルメットでプロがゲームをしているのは驚異。ソフト・プラスチックの外皮に厚さ1/2インチのパッドが貼られただけ。
フットボールのヘルメットは、ハード・プラスチックの外皮に、エア式なら、エアチューブが二重で頭を覆うようになっていて、その隙間はパットが入っている。ハイドロ式(液体もの)なら、液体の入った複数のセルが頭を覆う。この手のヘルメットは値段も高い。
ちなみに、オーセニックとして売られているリデルのNFLヘルメットは、エア式でもハイドロ式でもなく、パッド式(サイズの調整のみエアで行えるものもある)。オーセニックとなっているが、NFLのプレーヤーが使っているのと同型、同レベルのヘルメットではない。同じ材質、同じデカール、同じフィニッシュの中学生用ヘルメット。
私の持っているオーセニックヘルメットには全て、VSR-Y プロダクトコード41185と、内部にラベル表示がある。このVSR-YのY表示はYouthを意味するコードで、中学生以下を対象としている。このレベルのヘルメットは、サイズがS、M、Lの三種。ラベルの細かい注意書きを読むと、「9年生(中学3年生)までのゲーム用」とも表示がある。
リデルのプロレベル(高校生以上は同じレベル)のヘルメットは、VSR-4、WD-1、AF-2などで、サイズは、M、L、XLの三種となる。
VSR-4ヘルメット WD-1ヘルメット AF-2ヘルメット
Ridell Football Catalogより
一見すると、中学生用のVSR-Yの内部は、WD-1に似ているが、後部のパッドのセルの数が少ない。よく見ると、VSR-Yには3つしかない。
NFLにも新しいデザインのヘルメットが登場しているが、偶然見つけたスケートショップで、バウアーの新型ヘルメットと言う、HH5000を見つけ、かぶってみたら、なかなか良い。CCMのヘルメットは、日本人の頭の形に今ひとつフィットしない感じなのだが、バウアーのHH5000はぴったりフィット。外皮はハード・プラスチックでパッドも比較的しっかりしている(フットボールヘルメットに比べるとまだ簡素だが)。値段は、アイスホッケーヘルメットとしては高級品。しばらくすると、バウアーからもっと細かくサイジングされた製品も発売されるのだと言っていた。
フットボールヘルメットの場合、S、M、Lというようにサイズがある。エア式なら、空気の加減で頭の周囲を全体的にサイズ調整出来る。アイスホッケーのヘルメットは、S、M、Lというようにサイズがあるが、ねじで固定する方式で、前後にスライドして調整するだけなので、あまりしっかりしたフィットが期待できない。例えば、横はLでちょうどいいが、前後があまってしまう。しかし、Mでは横がきつい、という具合にだ。そこで、もっと精密なサイズの製品が登場すれば、ぴったりフィットも可能だ。
バウアーHH5000ヘルメット HH5000内部
標準的アイスホッケーヘルメット内部。CooperHH3000。
この新製品の登場を待つかと思ったが、HH5000のかぶり心地は、CCMのものよりずっと良かったので購入した。
ちなみにこのHH5000は、NHLのディフェンスのプレーヤーに好んで使われているモデル。ハードヒットの多いポジションでは、どのスポーツでも高価な道具が必要になるわけだ。ウエイン・グレッツキーがかぶっているのと同型と言うモデルも見たことがあるが、パッドなどないに等しいくらいで、何の役に立つのか疑問だった。
便利なスントー・ヴェクター腕時計
- スントーのアウトドア腕時計が現在のご愛用。コンパス(デジタル方位磁石)、高度計(気圧計)、温度計と内蔵されている。
それまで使っていたナイキの腕時計Triax42(日本で発売される前にわざわざアメリカから個人輸入で買い込んだほどに気に入っていたモデル)よりも、重宝。アウトドア用なので大きく、普段しているのには邪魔なのだが、便利な機能が優る。
スントーはもともと時計メーカーではなく、コンパスのメーカーとしてSilva(シルバ)についで有名。フィンランドのメーカーで、時計本体をを見る限り、メイド・イン・チャイナの表示はない(ナイキのはメイド・イン・チャイナだった)。SUUNTO FINLANDの刻印があるだけ。
表面のべゼル・リングは、コンパス同様に可動式。コンパスとしての使い方は、普通のものと同じだ。以前なら、時計の他に、コンパス、高度計(気圧計)、温度計とモノがかさばったが、一つになると重宝。特に高度計は値段が高く(万円レベル)、精密機器だったので持ち運びに注意が必要だった。コンパスだけなら、安いもので二千円程度。ミルというより高精度のシステムを使える軍用の実物レンザティックコンパスなら万円レベル。時計に全て組み込まれていれば、US$200程度でも悪くない値段。
これも、アメリカから取り寄せるかと思っていた矢先、日本に一時的に帰った際に新宿のディスカウント量販店で偶然見つけて、購入即決。以後、ナイキはバックアップに回った。
さすがに、元来コンパスメーカーだけあってか、コンパスの精度は高い。ユーザーマニュアルには、2-3度となっている。アナログ表示と違い、デジタル表示だから、かなり具体的に精度が保証されないと使いずらいことを考えると、合格点と言える。
ちなみにアナログ時計は、方角を知るのに使えるから、アウトドアにはアナログ時計がいいという人がいるが、これは単なる知識不足。時間さえわかればいいので、デジタルでも方角は分かる。
もともと、私は、腕時計は使い捨てという観念を持っていた。アウトドアの最中に壊したりなくしたり、よくしていたからだ。そのため、アメリカでアウトドアをしては、壊したりなくしたりするたびに、US$3とかUS$5の安物ばかりを買っていた。だが、アウトドアをしなくなった頃から、腕時計も使い捨てをしなくなってきた。
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